このページでは、安全なカニの添加物について紹介します。
カニを食べるのは美味しくて楽しいのですが、このカニって安全?と思うことがありませんか?
自分で栽培した野菜や果物なら安心ですが、通販などで購入する食品やカニなどはつい疑ってしまいます。
特に、育ち盛りの子どもがいる方ならなおさらです。
通販のカニも、産地や加工場などでも中国ではないかなどと思いますね。
今回の記事では、通販のカニで特に気になる添加物について知識を深めましょう。
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安心安全なカニは、やはり信頼と実績のあるところで
食品全般に言えることですが、安全で安心なものを買うには、やはり買うところが大事です。
販売しているところが、信頼できなければ安全でない食品の可能性が高まります。
ネット通販でも実店舗でも、何ともしれないものは避けましょう。
食品添加物の誤解について
流通している食品の多くには、何らかの食品添加物が含まれています。
しかし、食品添加物については、多くの誤解があるように思います。
無添加が良くて、添加物があるのは悪という感じですね。
昔は、合成添加剤だけが食品添加物とされていますが、現在では「天然」、「合成」の区別はなく、食品添加剤とされています。
そのため、昔から着色のために使われてきたシソの葉、クチナシなども現在はエキスとして食品添加物の着色料と名ています。
いわゆる食品添加物とは、食品衛生法で食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するものと定義されています。
食品添加剤は、安全性とその有効性が認められて、法律で許可されたものです。
食品添加剤の悪いイメージとは、高度成長期に生じた公害、水俣病、四日市ぜんそくなどで化学物質に対する不信感から来ており、誤解も生じています。
食品添加物がなかったら、食品の保存も短くなり、パンやクッキーなども美味しくなりません。
カニ通販の冷凍・生カニの添加物
基本的に、浜茹でされているのは、食塩だけが使われているのが普通です。
主に通販のカニで添加物が使用されているのは、生冷凍のズワイガニやタラバガニです。
なんのために添加物が入っているかと言うと酸化防止のためです。
ボイルされていない生のカニ肉は、大変酸化しやすくなっています。
酸化すると、カニ肉が黒くなってしまいます。
いわゆる黒変です。
カニの身の酸化防止のために使われている添加物は次の通りです。
- ビタミンC
- 亜硫酸ナトリウム
- エリソルビン酸ナトリウム
ビタミンC
ビタミンCは、添加物と言うより栄養素ですね。
しかし、カニにおいては、酸化防止剤として利用されています。
ビタミンC は、化学的にはL-アスコルビン酸と言い、抗酸化作用つまり酸化防止の効果があり、カニの他にはお茶などにも利用されています。
亜硫酸ナトリウム
亜硫酸ナトリウムは、無機化合物です。
食品では、ワインの酸化防止、ドライフルーツなどの漂白剤としても利用されています。
カニの他にも市販のワインのほとんどには、亜硫酸ナトリウムが入っています。
エリソルビン酸ナトリウム
強い還元力があり、添加物として対象食品や使用量に制限はありませが、酸化防止の目的以外に使用してはならないことになっています。
もちろん、カニには酸化防止を目的として使用されています。
ビタミンCは常識的に問題はありませんが、亜硫酸ナトリウムやエリソルビン酸ナトリウムは危険の可能性があると指摘されていることがあります。
酸化防止剤とグレース(薄氷の膜)について
冷凍・生のカニには、ほとんどがグレースと呼ばれる氷の膜で覆われています。
この膜は重要で、カニの身の乾燥や、変質、変色を防いでいます。
このグレースの中に酸化防止剤が入っているのです。
もちろん、酸化防止剤の量は基準内の濃度です。
かにの身の解凍の時に、このグレースは溶けて流れ出しますので、解凍後にしっかりと水分を拭き取れば、酸化剤のほとんども流出してしまいますので安全性にも問題ありません。
カニの解凍の仕方については、下の記事を参考にしてください。
[blogcard url=” https://xn--q9j2gvdt13mouk9z5egbf.com/各カニ通販 冷凍カニ解凍の仕方の比較”]
なお、カニ鍋などにより加熱することによって酸化剤の有害性は消失するとも言われていますので、あまり神経質にならなくても良いと思います。
ボイルされたカニについて
今までの酸化防止剤についての説明は、あくまでも冷凍・生のカニについてです。
通販のカニのタイプは、冷凍・生とボイルの2つがあります。
ボイルのカニとは、カニが獲れた時にすぐに茹で上げられたものです。
カニの身は、ボイルされて熱が加わったことで、カニの身の酸化の進行はなくなります。
そのため、酸化防止剤の必要はなくなり、ボイル時に加えられた食塩だけとなります。
通販のボイルされたカニの大半が食塩だけです。
カニの酸化防止剤は、説明の通りあまり神経質になる必要はありませんが、それでも酸化防止剤と言う言葉に抵抗がある方は、ボイルのカニにされてはどうでしょうか?
もちろん、風味の方は多少とも冷凍・生のほうが美味しいのですが。
安全なカニ通販をと希望される方は「かにまみれ」と「マルゲン後藤水産本店」で
[char no=”1″ char=”佐藤ママ”]じゃ、どこの通販で買うのが安全なのよ?[/char]
[char no=”2″ char=”通販店長”]基本的には、ランキングに上がっている通販なら大丈夫ですよ。
その中でも、とりわけカニの安全・安心に取り組んでいる姿勢を示している通販もあります。[/char]
とりわけ公式サイト上でも、カニの安全・安心に取り組んでいる姿勢が見えるのが、ランキング2位の「かにまみれ」とランキング8位の「マルゲン後藤水産本店」です。
詳しい説明は、次の記事でご覧ください。
より一層、安全なカニ通販は、「かにまみれ」と「カニ通販専門マルゲン本店」